14日の東京外国為替市場では、1月の米消費者物価指数(CPI)の強い内容がドルを支援し、ドル円相場が急上昇した。午前9時時点では、1ドル=150円71~72銭となり、前日比で1円13銭の大幅なドル高・円安に。この動きは、前日の海外市場での米国時間にも始まり、米国の消費者物価指数の上昇に伴い、ドル円相場が150円50銭台から急伸した。
日本政府のけん制発言や介入警戒感も市場に影響を与え、一時は150円80銭台に達したが、その後は150円50~60銭台で小幅な緩みを見せた。また、ユーロは対円で上昇し、対ドルでは下落した。