続報。食肉および食肉加工品の卸販売で「(株)マルイ」は(仙台市宮城野区扇町6丁目***)、食肉卸で「(株)マルイフーズ」は(仙台市宮城野区扇町6丁目***)に所在している企業です。
2社は、令和6年(2024年)2月13日に仙台地裁にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)
停止時の2社合計で負債総額は約7.6億円。
マルイ社は明治時代から続く老舗の食肉卸業者。卸のほか味付け肉、味噌漬け牛タン、コロッケなどの加工品も製造、直営店での販売も手がけていた。東電フクシマ原発大爆発の風評被害により売上高が減少、仕入は価格高騰もあり、売上不振が続き、採算性も悪化させていた。今般の新コロナ事態では、ホテルや飲食店向けが大幅減少、それも長期化し、さらに昨今、燃料費の高騰により配送など物流経費が上昇、同社は資金繰りに窮し、今回の事態に至った。
関連会社のマルイフーズは牛肉卸業で、同社に連鎖した。