米国ではホンダのスポーツタイプ多目的車(SUV)所有者の3分の2が下取りに出す際、別のホンダ車に買い換えている。これは自動車の製造・販売という過酷な業界ではめったに見られない、iPhoneに匹敵するレベルのメーカーに対する忠誠心だという。
このような状況を背景にホンダは同社初の電気自動車(EV)で米テスラの牙城を急速に切り崩している。
ホンダは9月30日までの3ヶ月間で、電動の中型SUV「プロローグ」を約1万3000台販売。EV市場で最も売れている電動SUVであるテスラのモデルYの市場シェアにはまだ及ばないが、プロローグは米EVの中で第5位となった(中型SUV-EV市場では3位)。
お気に入りの自動車ブランドからテスラ車に代わる手頃な価格のEVを待ち望んでいた消費者の関心を射止めた格好だ。
スクロール→
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米国、中型EV-SUV市場 販売ランキング
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2024年7/1~9/30 第3四半期
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車名
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メーカー
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千台
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1
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サイバートラック
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テスラ
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16.7
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2
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ムスタングM-E
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フォード
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13.4
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3
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プロローグ
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ホンダ
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12.6
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4
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アイオニック5
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現代
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11.6
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5
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Equinox
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GM
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9.8
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6
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Blazer
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GM
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8.0
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7
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R1S
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ラビアン
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7.2
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8
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キュデラックLyric
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GM
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7.2
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9
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F-150ライトニング
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フォード
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7.2
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10
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EV9
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起亜
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6.3
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ニューヨーク州クイーンズにあるパラゴン・ホンダでは通常、ガソリン車のCR-Vが最もよく売れるが、9月にはCR-V3台に対しプロローグが1台売れるといった割合だったという。インセンティブが重なり、実質的に販売価格が同水準になったことが一因という。
プロローグの魅力の多くはその平凡さ。
インセンティブや四輪駆動などのオプションを適用しないベース価格は4万7400ドル(約725万円)で、ブルームバーグ・インテリジェンスによると、米国の全車両の9月の平均市場価格を400ドル下回る水準。
多くのEVとは異なり、プロローグのパフォーマンスは誰もを驚かせるものではないが、ホンダファンが愛するような高水準かつ考え抜かれたディテールを備えている。
センターコンソール下の巨大な収納スペースや大型サンルーフ、特大のスマートフォン充電パッドなどなど。
一方で、他のホンダ車とは異なり、プロローグはガソリンスタンドのほか、ほとんどの場合、整備工場にも行く必要がない。
全米自動車協会(AAA)によると、オイル交換やエアフィルターを必要としないEVは同等のガソリン車よりも毎年の維持費が1000ドル近く少なくて済むという。
ホンダはすでに最も信頼性の高い自動車ブランドの1つであり、さらに信頼性の高い新車をラインアップに加えることは、エンジニアリングの巧みな芸当と言えるだろう。
ホンダの広報担当者、ナタリー・クマラトネ氏によると、プロローグ購入者は選んだ理由としてブランドへの信頼、次に価格を挙げたという。
また、プロローグ購入者の約3分の2は以前にもホンダ車を所有していたほか、約80%は今までEVを所有したことはなかったと答えたという。
以上、
中国では苦戦しているホンダ、(2024年)10月も前年同月比▲42.2%減の7万5,440台、1~10月累計でも▲31.0%減の66万3,626台となっている。プロローグが米国で人気化すれば、中国でも火がつくはずだが、オーソドックスなスタイル、差別化を好む中国ではライバルが数多おり難しいかもしれない。
