アイコン クリーンセンターよもやま話:(福岡西部場所の幕開け)

Posted:[ 2025年8月 6日 ]

クリーンセンター

大村市の新ごみ処理施設と同時期に火ぶたが切って落とされるのが、福岡西部クリーンセンター。提案書提出日は大村市よりも2日早い、10月1日だ。
処理規模は690t/日。これは現在建設中の大分新環境センターと同規模で、九州最大級のごみ処理施設となる。大分は6市の広域連合だが、福岡西部は福岡市単独。さすがは九州の大横綱、高島部屋の福岡市である。
ちなみに、大分の案件は地元の雄、日鉄エンジニアリングがぶっちぎりの営業力で一社入札&高値受注を実現。地元建設業者を完璧に取りまとめ、なんとしたたかJFEさえ指をくわえるしかなかったという。いやはや、JFEが一歩も踏み込めないとは、日鉄の情報戦・地元戦略はまさに老獪そのものである。



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そして今回の福岡西部も690t。普通なら、したたかJFEを筆頭に名だたる横綱がこぞって名乗りを上げるはず…と思いきや、なんと応募はたったの2社だった。
出てきたのは、前施工のタクマ、そして日立造船改めカナデビア。いずれもカタカナ名で、まるで平成の新横綱同士の対決。あれ、したたかJFEはどこ行った?
業界筋の噂によると、裏金大好きの川崎重工は「博多湾が浅すぎて裏金を潜水艦で送れなかった」らしく参画見送りだそうだ。その間隙を縫ってのカタカナ対決。こりゃあ面白くなってきた。
特にタクマ。この会社、知る人ぞ知る「大任町の一社入札劇場」の主役でもあった。

クリーンセンター

処理能力172tの施設を220億円で受注した手腕は、もはや伝説となっている。ちなみに比較すると、久留米市(163t)は144億円、今治市(174t)は128億円。処理規模はほぼ一緒なのに、建設費は天と地というから分かりやすい。
もちろん建設時期の物価差もあるだろうが、それにしても…と思わせる金額差である。
そのタクマが、今回は**「前施工」という化粧まわしで登場。堂々たる横綱相撲**で攻め込もうとしたところに、旧日立造船のカナデビアが「待った!」と手を上げた。
さあ、このタクマ vs カナデビア、カタカナ名の一騎打ちがどう展開するのか?
今ごろは、行司(自治体)の軍配が返る前、土俵下でせっせと提案書という仕切り線を書いている最中かもしれない。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

 


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