アイコン 西郷南洲遺訓・第30条「命もいらず名もいらず」

Posted:[ 2025年11月10日 ]

敬天愛人

「命もいらず名もいらず」って、どういう生き方?
私は父から『中山は元々熊本の菊池一族であり、西郷隆盛も菊池一族だと』聞かされ、そして『汗は人のためにかけ、手柄は人にやれ』と教わって育った。

敬天愛人

今日は、そんな敬天愛人、西郷南洲遺訓の中でも特に有名な第30条、あの「命もいらず、名もいらず…」という一節をご紹介する。

 



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家系図

まずは原文のざっくりした意味から。
命もいらん。名誉もいらん。出世もお金もいらん。
こういう人は正直扱いづらい。
でも、そんな“扱いづらい人”じゃないと、
大きな仕事は一緒にできないんだよ。
そして西郷さんいわく、
こういう人物を見抜くのは普通の人には難しい。
覚悟を持って道理を通す人じゃないと、その境地には行けない。
…と、こんな感じである。
これ、欲を捨てろって話じゃない
「命も名誉もいらんなんて無理だし」と思う人も多いと思う。
でもこの言葉の本質は、そういう修行みたいな話ではない。
ポイントはここ:
大事なものを守るために、他の“余計な欲”に振り回されないか?
ってことなんである。
人って普通は、
• 評価されたい
• 損したくない
• 批判は嫌
• お金は欲しい
って思うのがふつうである。
西郷さんの周りの“志士”たちも、維新後には役職や給料を求めるようになっていった。
それを見て、西郷さんは「おいおい…」と落胆したと言われている。
覚悟って、実は“何を捨てるか”で決まる
西郷さんの言葉から見えてくるのは、覚悟とは「何を持つか」よりも
「何を捨てられるか」 だということである。
• 世間体を捨てる
• 打算を捨てる
• 安全圏を捨てる
そういう“余計な荷物”を下ろしたときに初めて、
自分の本当の軸が見えてくるんだと思う。
私たちに置き換えると?
もちろん、西郷さんみたいに徹底するのは難しい。
ただ、日常の中でも
• これは絶対に曲げたくない
• これは別に手放してもいい
• ここは自分の中の“正しい”を優先したい
みたいな、小さな軸は持てる。
迷いの多い時代だからこそ、西郷翁の『子孫に美田を残さず』と言う言葉も譲れないものへの覚悟である。
“譲れないもの”をちょっと立ち止まって考えてみるのも大事である。

菊池

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

 


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