
https://www.facebook.com/profile.php?id=100061005586871
子どもたちの笑顔を、この長崎のまちで守るために保育士が足りず、単発バイトに頼る園が増えているという。
この知らせを聞いて、胸がざわついた長崎の保護者も多いだろう。
朝の坂道で子どもと手をつないで登園する、あの何気ない日常が、実は多くの努力に支えられていることを改めて思い知らされる。
長崎市では、公立と私立の保育園のあいだに、年間100万円を超える賃金差がある。
≪梅本けいすけタイムス・甘辛≫子どもたちの笑顔を、この長崎のまちで守るために

https://www.facebook.com/profile.php?id=100061005586871
子どもたちの笑顔を、この長崎のまちで守るために保育士が足りず、単発バイトに頼る園が増えているという。
この知らせを聞いて、胸がざわついた長崎の保護者も多いだろう。
朝の坂道で子どもと手をつないで登園する、あの何気ない日常が、実は多くの努力に支えられていることを改めて思い知らされる。
長崎市では、公立と私立の保育園のあいだに、年間100万円を超える賃金差がある。
「働きたい気持ちはあるけど、食べていけんとよ」という切実な声は、市内の保育士から何度も聞こえてくる。
子どもたちの成長を見守る尊い仕事であるにもかかわらず、その待遇は地域によって大きく揺れる現実がある。
私たちの町の保育園は、港町の空気や、路面電車のベルの音と同じように、暮らしの中に当たり前のように存在している。
だからこそ、保育の現場に無理が積み重なっていたことを見過ごしてはいけない。
単発バイトが増えているという事実は、静かに発せられていた“助けて”の声が形となって現れたにすぎない。
保育士は、子どもが人生で最初に出会う「先生」だ。
子どもたちが園庭で笑い声を上げ、夕方の帰り道に「今日こんなことがあったとよ」と話す――そんな当たり前の光景は、安心して働ける環境があってこそ続いていく。
国には、数字だけを追うのではなく、自治体ごとの実情を丁寧にすくい上げてほしい。
働く人が安心して続けられる環境が整ってこそ、地域の子育てが安定し、家庭も社会も元気になる。
子どもたちが笑顔で過ごすために、そして保育士さんが「この町で働き続けたい」と思えるように——。
私たち地域の大人が、この問題にあたたかなまなざしで向き合い続けることが求められている。
そして、地域で子育てを支えてきた私たち大人も、この問題に温かく向き合い続けたい。
子どもたちの未来を、この長崎というまちで安心して育んでいくために。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次