アイコン 「復興庁統括官になったら事務次官の目がなくなる」説が、なぜ成り立たないか

Posted:[ 2026年2月 4日 ]

橋本 平田

さすが橋本剛さんの正論のfbへの投稿、紹介させて頂きます。

橋本剛
https://www.facebook.com/tsuyoshi.hashimoto

最近ネット上で「復興庁統括官になって事務次官の目がなくなったから知事を目指した」という、正直どこから出てきたのか分からない理屈が跋扈している。
結論から言えば、完全に的外れで、官僚機構を少しでも知っていれば出てこない話だ。

 



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平田 選挙

まず前提として、復興庁は国土交通省、農林水産省、経済産業省などと同格の省庁である。
東日本大震災からの復興のために特別に設けられ、内閣直属という重い位置づけだ。
その復興庁における統括官は局長級。
事務次官に次ぐナンバー2で、しかも2人置かれるポストである。
その統括官を務めていたのが
• 平田研さん(経産省出身)
• 新居泰人さん(同じく経産省出身)
この2人は平成3年入省の同期せある。
どちらも、いわゆる「省内エース」だ。
ちなみに新居さんとは今でも飲み仲間だが、「統括官に行ったから出世コースを外れた」などと聞いたら、本人は本気で怒ると思う。

平田 選挙

他省庁の局長級=出世コース、という現実
「他省庁に行って局長級をやる」という感覚が、いまひとつ実感できない人が多いのだろう。
では、具体例を挙げる。
末松広行さん。
農林水産省・昭和58年入省で、私より10年ほど先輩。
若い頃には諫早市役所に部長として出向していた「長崎関係者」でもある。
つい2か月ほど前にも長崎に来られ、安楽子や、とり福をご一緒した。
私が農林水産物・食品の輸出促進体制を立ち上げようとしていた頃、末松さんは官邸にいて、本当に何度も助けていただいた。
その末松さんは、
• 関東農政局長
• 経済産業省に局長級で出向というキャリアを経て、
最終的に農林水産事務次官になっている。
だから「謎理論」は成立しない
他省庁で局長級を務めることが
「事務次官の目がなくなる」どころか、
むしろ王道のキャリアパスであることは、この一例だけでも明らかだ。
復興庁統括官に就いたから出世できない、という理屈は官僚人事の現実を何ひとつ踏まえていない。

平田 選挙

言わずもがな、かもしれない。
だが、あまりに的外れな話が広がっているので、
一度きちんと事実として伝えておきたい。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

 


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