変えるべきは「人」ではなく「制度」
ここで勘違いしてはいけない。
これは「誰かが悪い」と言っている話ではない。
役人が悪い、業者が悪い、漁協が悪い、そういう単純な話じゃない。
たしかに、壱岐市東部漁協の浦田和男組合長は名うてのワルだ。ただ問題はもっと大きい。
【長崎の海賊話第6話】長崎県の海砂の制度は夜の料亭で作られた。(4)
変えるべきは「人」ではなく「制度」
ここで勘違いしてはいけない。
これは「誰かが悪い」と言っている話ではない。
役人が悪い、業者が悪い、漁協が悪い、そういう単純な話じゃない。
たしかに、壱岐市東部漁協の浦田和男組合長は名うてのワルだ。ただ問題はもっと大きい。

有明商事が夜の料亭で作った制度がそういう構造になっているということだ。
人は制度の中で動く。
制度がそうなっていれば、誰がやってもそうなる。

だから変えるべきは、人ではなく、制度なんだ。
最後に、もう一度だけ書く。
長崎県の海砂採取制度。
これは本当に、
• 公平な制度か?
• 開かれた制度か?
• 県民の資源を扱う制度として正しい形か?
答えは、制度を見れば分かる。
• 協会
• 実績
• 漁協長会
• 自己所有船
この4つの関所を全部置いたとき、通れる人が最初から決まっている制度を、私たちは何と呼ぶべきだろうか。
制度か。
それとも、独占か。
判断するのは、有明商事でも浦田和男でもない、県民だ。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次