続報。「(株)颱風グラフィックス」は(東京都武蔵野市中町二丁目30番14号MOLAビル4階)に所在している企業です。
同社は、令和8年(2026年)7月16日に東京地裁にて再生手続きの開始決定を受けました。
申請時の負債総額は約11.8億円。
同社は、2014年5月設立の映像制作会社で、テレビアニメのシリーズ作品を一括受注し、外部制作会社や個人アニメーターへの委託を活用しながら事業を拡大していた。劇場版『デジモンアドベンチャーtri.』や『とーとつにエジプト神』、『彼女が公爵邸に行った理由』などを手がけ、2024年6月には群馬県のクリエイティブ産業移転促進策に賛同して前橋支店を開設。2019年4月期に約9200万円だった年収入高は、2023年4月期には約5億300万円まで伸長した。しかし、急速な受注拡大に社内の制作・管理体制が追い付かず、収益基盤は不安定化。
2024年に受注した作品では、同社を経由して北朝鮮の制作会社が関与した可能性が浮上し、該当部分を国内スタッフで再制作する対応を余儀なくされたほか、別作品でも品質維持のため制作スケジュールを変更するなど、制作費と業務負担が膨らんだ。このため、2025年4月期の年収入高は約3億6900万円に減少し、人件費の増加や外注加工費の高止まりも重なって約2億4400万円の営業損失を計上。大幅な債務超過に陥り、自力での財務改善が困難となったことから、2026年7月9日に東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請していた。
この再生手続きに関しては、再生債権の届出期間が設定されています。この期間は、令和8年8月13日まで。
また、再生債権の一般調査期間が設定されており、この期間は、令和8年9月17日から令和8年10月1日までとなっています。
当該事件は、令和8年(2026年)に発生したもので、番号は(再)第15号となっています。
既報記事
【東京】颱風グラフィックスが民事再生、負債約11億8200万円 アニメ制作会社