アイコン 中国の7月の消費者物価指数0.5%増 消費低迷続く

Posted:[ 2026年8月18日 ]

中国経済の低迷の原因は内需にあり、政府の不動産政策の失敗により、多くの国民が傷付き、政府は長期にわたって住宅規制緩和など数多く経済対策を講じてきたが、国民の尻に火は付かず、習政権の尻だけに火が付いた状態となっている。
 
内需を牽引してきた柱でもあった民間の不動産投資の底冷えが続き、消費低迷、失業率の高止まり、外需依存した輸出によりかろうじて経済を支えている。
しかし、中国が輸出を伸ばしている先は、中国より賃金が安い東南アジアであり、中国企業が米中貿易関税戦争を避けるため、欧米への迂回輸出さきとして進出、中国はアッセンブリー工場や製造工場を東南アジア各地に作っており、そうした工場への部品部材の中国からの輸出が急増、また、自動車など安価なEVや自動車を、中国メーカーどうしの競争激化で格安で輸出され、付帯して半導体やAI、ロボットの輸出も急増している。

しかし、競争激しくヒューマンロボットでさえ、利益は出させず、中国国内の設備投資は低迷、社員増にもつながらず、GDPが伸びない原因ともなっている。
中国の東南アジアへの輸出増は脆弱な内需を長期化させる、一時的に産業の空洞化現象が生じる可能性もある。

日本では2010年前後の円高により、大手製造が工場を国外へ大量脱出、大手に追随して海外へ進出できないサプライチェーン企業は国内での需要減で淘汰され、国内製造業の衰退の連鎖となっている。中国でもサプライチェーンの受注が減少、さらにAIやロボット導入が加速化しており、こうした生産性向上投資ができない企業も衰退していくしかない。
内需が拡大すれば、そうした問題も少なくなるが、中国も日本同様内需は疲弊したままだ。

 



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スクロール→

7月の消費者物価に関する主なデータ/国家統計局版

 

前月比

前年比

1~7

(%)

(%)

前年比

消費者物価

-0.1

0.5

0.9

 うち:都市

-0.1

0.5

1.0

 うち農村部

-0.2

0.4

0.7

 

 

 

 

:食物

0.0

-1.5

-0.7

ノンフード

-0.1

0.9

1.3

消費者財

-0.6

0.2

1.0

サービス

0.4

0.7

0.8

食品およびエネルギーを除く

0.3

0.9

1.1

 

 

 

 

カテゴリー別

I. 食品、タバコ、酒類・外食

0.0

-0.8

-0.2

食事

0.1

-0.4

-0.3

食品油

-0.1

-1.1

-1.0

生鮮食品

1.3

-0.3

3.5

猪肉

1.9

-6.0

-5.8

豚肉

4.1

13.3

-13.4

牛肉

0.3

4.5

6.0

ラム羊肉

0.0

6.2

6.0

アクアティック製品

0.1

-0.6

1.6

-1.7

14.4

2.8

牛乳

0.0

-1.5

-1.2

フレッシュフルーツ

-3.8

-1.1

1.1

タバコ

-0.1

-0.7

-0.4

酒類

-0.2

-3.0

-2.7

 

 

 

 

Ⅱ、服

-0.4

1.4

1.6

衣類

-0.4

1.5

1.7

-0.5

0.9

1.1

 

 

 

 

III. 居住

0.0

-0.3

-0.2

賃貸住宅の賃貸

0.1

-0.6

-0.5

水力発電用燃料

0.0

0.5

0.5

 

 

 

 

IV. 生活用品・生活サービス

0.4

0.8

1.7

家庭用電化製品

0.2

0.2

3.2

ファミリーサービス

0.0

1.0

1.0

 

 

 

 

V. 交通通信

-2.2

0.4

1.6

-0.2

-1.3

-1.2

輸送のためのエネルギー

-9.8

0.8

5.2

車両使用および維持管理

0.1

0.5

0.8

コミュニケーションツール

1.0

8.3

4.6

通信サービス

0.0

0.1

0.1

郵送サービス

0.0

-0.4

-0.5

 

 

 

 

VI.教育文化娯楽ト

1.0

1.3

1.2

教育サービス

0.0

0.6

0.5

旅行代理店・旅行サービス

6.6

2.2

3.2

 

 

 

 

VII. 医療

0.8

2.9

2.1

中国医学

0.0

-0.8

-1.3

西洋医学

-0.1

-1.5

-1.3

医療サービス

1.1

4.3

3.2

 

 

 

 

VIII.その他、備品・サービス

0.0

5.8

10.8

 


スクロール→

中国のGDP推移/前年比

 

総合

建設

不動産

製造業

卸小売

AI・ソフト

 

GDP

GDP

GDP

GDP

GDP

GDP

23/Q1

4.7

6.8

1.6

2.3

6.6

11.8

23/Q2

6.5

8.3

-0.6

4.4

8.6

15.2

23/Q3.

5.0

6.7

-2.1

4.1

6.1

10.8

23/Q4.

5.3

6.7

-2.2

4.8

7.6

11.6

23年・年間

5.4

 

 

 

 

 

24/Q1

5.0

4.8

-4.7

6.2

7.0

14.5

24/Q2

4.7

3.3

-4.1

6.0

6.3

11.0

24/Q3.

4.6

2.0

-1.6

4.8

6.0

10.8

24/Q4.

5.4

2.5

1.7

6.0

6.7

10.5

24年・年間

5.0

 

 

 

 

 

25/Q1

5.4

3.1

1.0

6.8

5.8

10.3

25/Q2

5.2

-0.6

1.0

6.5

6.0

11.8

25/Q3.

4.8

-2.3

-0.2

6.3

4.9

11.7

25/Q4.

4.5

-2.5

-1.0

5.1

3.7

10.7

25年・年間

5.0

 

 

 

 

 

26/Q1.

5.0

-3.8

-0.1

6.3

4.1

10.6

26/Q2.

4.3

-4.1

-0.1

3.3

10.7

 

↓中国の輸出は過剰生産分を輸出に回し、大幅に増加している。しかし、中国企業どうしが競争から安価での輸出競争に陥り、利益が伴わず、内需拡大に結び付かず、製造業のGDP伸び率はそれほど伸びていない。


スクロール→

中国の輸出/10億ドル

 

24

前年比

25

前年比

26

前年比

1

306.22

7.7%

324.29

5.9%

356.70

10.0%

2

221.66

6.2%

214.78

-3.1%

299.88

39.6%

3

279.14

-7.7%

313.13

12.2%

321.03

2.5%

4

291.72

1.3%

315.12

8.0%

359.44

13.9%

5

301.60

7.4%

315.63

4.7%

376.78

15.9%

6

307.24

8.4%

324.98

5.8%

412.39

28.3%

7

300.22

6.9%

321.42

7.1%

397.85

23.7%

8

308.24

8.6%

321.54

4.3%

 

 

9

303.37

2.3%

328.46

8.3%

 

 

10

308.86

12.6%

305.35

-1.1%

 

 

11

311.88

6.6%

330.35

5.9%

 

 

12

335.65

10.7%

357.78

6.6%

 

 

合計

3,575.80

5.8%

3,772.83

5.5%

2,524.07

18.5%

前年比

5.8%

5.8%

5.5%

 

 

 

 

 

 


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