倒産情報

アイコン 【大阪】「日装アート」の日装が破産 FRPキャラクター人形・大型フィギュア制作、1957年創業

Posted:[ 2026年9月17日 ]

FRP製のキャラクター人形や大型フィギュア、立体造形看板などを手掛けていた(株)日装(大阪府堺市、法人番号:6120101030341)が、2026年9月8日、大阪地裁堺支部から破産手続き開始決定を受けた。

事件番号は令和8年(フ)第862号。財産状況報告集会、廃止意見聴取、計算報告の期日は2026年12月10日午後1時30分に設定されている。

同社は「日装アート」の名称で、FRP(ガラス繊維強化プラスチックス)を使用したキャラクター人形、大型フィギュア、立体看板、ディスプレイ、オブジェ、モニュメントなどを制作していた。

「日本洋装新聞社」として1957年創業

日装の歴史はFRP造形会社から始まったものではない。

公式会社案内によると、1957年に「日本洋装新聞社」として大阪市内で創業。日本洋装新聞や洋服関係の雑誌を発行し、1959年12月に株式会社日本洋装新聞社として法人化した。

1967年、創立10周年を機に現在の株式会社日装へ社名変更。1969年からFRP事業へ進出し、出版から立体造形へ事業領域を広げていった。

1983年にはFRP製品を「ニッソーアートデコレーション」として商標登録。2006年にはFRP製品の海外委託生産・輸入も開始し、2011年に本社を大阪府堺市へ移転している。

 



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「日装アート」でFRP立体造形を制作

同社が展開していたウェブサイト名が「日装アート」で、FRPを使ったオーダーメードの立体造形を主要事業としていた。

取り扱っていたのは、看板キャラクター人形、大型フィギュア、立体造形看板、ディスプレイ、オブジェ、モニュメント、壁面レリーフ、擬木、擬石など。

一品物から複数品の制作に対応するほか、古くなったFRP製キャラクター人形やオブジェの修繕・再塗装、胸像や銘板などを型取りしたFRP製レプリカの制作にも対応していた。

同社の説明では、FRPは軽量で強度や耐候性があり、屋内外の店舗装飾、商業施設、イベントなど幅広い用途に使用されていた。

遊園地・水族館・店舗など幅広い業種向け

日装は一般消費者向けではなく、法人向けの造形物制作を中心としていた。

公式サイトでは取引対象業種として、建築・店舗・造園設計、ゼネコン、工務店、ハウスメーカー、建築内外装、看板、デザイン、ゲーム、遊園地、動物園、植物園、水族館、自動車、食品、飲食店、イベント、メディア、芸能など幅広い分野を挙げていた。

また、過去の公式会社案内には住宅メーカーやゼネコン、店舗・展示関連会社など多数の法人が「主な取引先」として掲載されていた。ただし、これらは過去の掲載情報であり、破産時点まで取引が継続していたかは確認できない。

 

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