東京都江戸川区の特定非営利活動法人ことのはサポートが、8月26日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
同法人は2004年設立。障害者の就労支援などを目的に活動し、その後、障害福祉サービス事業へ展開した。
就労継続支援B型事業所「ワークスペースことのはBooks」では、中古書籍のクリーニングや検品、データ入力などの作業を行っていたほか、共同生活援助のグループホーム「CASAことのは」などを運営。就労移行支援、就労定着支援、相談支援なども手がけていた。
一方、経営面では厳しい状況が続いていた。
法人が東京都に提出した2024年度の事業報告書では、前年度に続いて赤字となったことを明らかにしている。就労継続支援B型事業の利用率低下に加え、グループホームの一部でカビが発生し、数カ月にわたり利用できなくなったこと、障害福祉サービスの報酬改定による影響などが経営を圧迫したとしていた。
東京都江戸川区の特定非営利活動法人ことのはサポートが、8月26日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
同法人は2004年設立。障害者の就労支援などを目的に活動し、その後、障害福祉サービス事業へ展開した。
就労継続支援B型事業所「ワークスペースことのはBooks」では、中古書籍のクリーニングや検品、データ入力などの作業を行っていたほか、共同生活援助のグループホーム「CASAことのは」などを運営。就労移行支援、就労定着支援、相談支援なども手がけていた。
一方、経営面では厳しい状況が続いていた。
法人が東京都に提出した2024年度の事業報告書では、前年度に続いて赤字となったことを明らかにしている。就労継続支援B型事業の利用率低下に加え、グループホームの一部でカビが発生し、数カ月にわたり利用できなくなったこと、障害福祉サービスの報酬改定による影響などが経営を圧迫したとしていた。
2025年3月期の経常収益は約9,304万円だったのに対し、経常費用は約1億1,367万円。当期経常増減額は約2,063万円の赤字となった。
同期末の資産は約2,231万円に対し、負債は約6,732万円に達し、正味財産は約4,501万円のマイナスとなる大幅な債務超過に陥っていた。
さらに東京都は2026年4月28日、同法人が運営する「ワークスペースことのはBooks」について、就労継続支援B型事業者としての指定を取り消した。
東京都によると、指定を受けていない場所で障害福祉サービスを提供しながら給付費を請求していたほか、利用者が通所していない日についても利用したものとして給付費を請求するなど、不正請求が確認されたとしている。
また、一部利用者を個別支援計画にない作業へ従事させていたほか、一部利用者への支払いが最低賃金を下回っていたとして、東京都は「使用者による経済的虐待」に該当すると認定した。
指定取消処分から約4カ月後となる8月26日、東京地裁が同法人の破産手続き開始を決定した。
破産管財人には笠継正勲弁護士が選任されている。債権届出期間は9月24日までで、財産状況報告集会などは11月26日午後2時30分に予定されている。
今回の破産に伴う負債総額や直接的な破綻原因は明らかになっていない。
ただ、行政処分を受ける以前から利用率の低下などで収支が悪化し、2025年3月期末には約4,500万円の債務超過となっていたことが公表資料から確認されている。