神奈川県藤沢市の自動車販売会社「ダイハツ新湘南販売(株)」と、関連する茅ヶ崎市の自動車整備会社「ダイハツ新湘南サービス(株)」が破産手続きに入った問題で、2社合計の負債額は約10億5,000万円に上るとされる。
両社は2026年9月25日に事業を停止し、10月8日に横浜地裁から破産手続き開始決定を受けた。自動車販売を主力とするダイハツ新湘南販売は1990年創業。2025年4月期には約6億550万円の売上高を計上していたとされるが、経営の継続が困難となっていた。
ダイハツ車の販売や整備を手がけていた藤沢本店と茅ヶ崎支店は、事業停止と同じ9月25日に閉店している。
1990年創業 藤沢・茅ヶ崎・寒川で自動車販売
ダイハツ新湘南販売は、藤沢市を拠点にダイハツ車の新車販売、中古車販売、自動車整備、部品販売、損害保険代理店業務などを展開してきた。
旧公式会社概要によると、資本金は1,000万円。藤沢市に本社と藤沢本店を構え、茅ヶ崎市にも販売拠点を設置するなど、湘南地域で事業を展開していた。
また、同社は高座郡寒川町にも「ダイハツ新湘南販売 寒川支店」を設け、中古車販売や板金塗装、部品販売などを手がけていた。中古車情報サイトには2024年時点の販売記録が残されている。
ただし、寒川支店については2026年9月の事業停止時点における営業状況や閉店日は確認できていない。
一方、ダイハツ新湘南サービスは茅ヶ崎市を拠点に、自動車の車検、点検、修理などを手がけていた。2026年4月時点には自動車整備士や自動車検査員などの求人情報も確認されていた。
負債総額約10億5,000万円 経営の立て直し断念
ダイハツ新湘南販売の2025年4月期の売上高は約6億550万円とされ、事業停止前まで一定の販売規模を維持していた。
しかし、経営環境は厳しさを増し、採算面の悪化や資金繰りの問題を抱えるなかで、関連するダイハツ新湘南サービスとともに事業継続を断念した。
2社合計の負債額は約10億5,000万円とされる。販売会社単独の年間売上高を上回る規模となるが、2社それぞれの負債内訳や詳細な財務状況は確認できていない。
自動車販売業界では競争環境の変化や仕入価格、人件費などのコスト上昇が経営課題となっているものの、今回の2社の経営破綻にどの程度影響したかについては、詳細な裏付けが得られていない。
両社は9月25日に事業を停止。藤沢本店では事業停止と破産申し立てを知らせる告示書が掲示されていた。
その後、横浜地裁は10月8日午後4時、2社に対する破産手続き開始を決定した。破産管財人には両社とも土井川哲也弁護士が選任されている。
破産債権の届出期間は11月9日まで。財産状況報告集会などの期日は2027年2月1日午後2時50分となっている。
藤沢本店・茅ヶ崎支店は閉店 アフターサービスは近隣店を案内
神奈川ダイハツ販売の公式店舗案内では、「ダイハツ新湘南 藤沢本店」と「ダイハツ新湘南 茅ヶ崎支店」が9月25日付で閉店したことを公表している。
両店舗の利用者に対しては、車両購入の相談や車検・点検・修理などのアフターサービスについて、近隣店舗の利用を案内している。
なお、今回破産したダイハツ新湘南販売およびダイハツ新湘南サービスは、ダイハツ工業や神奈川ダイハツ販売とは別法人であり、メーカー本体や神奈川ダイハツ販売の経営破綻ではない。
会社概要
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項目 |
ダイハツ新湘南販売(株) |
ダイハツ新湘南サービス(株) |
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所在地 |
神奈川県藤沢市 |
神奈川県茅ヶ崎市 |
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主な事業 |
新車・中古車販売、自動車整備など |
車検・点検・自動車修理 |
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創業 |
1990年 |
確認できず |
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売上高 |
約6億550万円(2025年4月期、報道ベース) |
確認できず |
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事業停止 |
2026年9月25日 |
2026年9月25日 |
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破産開始決定 |
2026年10月8日 |
2026年10月8日 |
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裁判所 |
横浜地裁 |
横浜地裁 |
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法人番号 |
8021001001309 |
1021002012889 |
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負債総額 |
2社合計約10億5,000万円(報道ベース、会社別内訳は未確認) |
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