倒産情報

アイコン 【東京】音楽・映像制作のノアセンスが破産 「beatmania IIDX」「CHUNITHM」楽曲提供実績、AR・VR作品も

東京都八王子市の音楽・映像制作会社「(株)ノアセンス」が、2026年10月1日に東京地裁立川支部から破産手続開始決定を受けた。負債総額は確認できていない。

同社は2022年に設立されたデジタルコンテンツ制作会社。音楽ゲーム「beatmania IIDX」「CHUNITHM」への楽曲提供をはじめ、企業のCM音響、ミュージックビデオ、CG・AR作品などの制作実績を公表していた。

 



スポンサーリンク

音楽ゲーム「beatmania IIDX」「CHUNITHM」などに楽曲提供実績

ノアセンスは2022年2月18日設立。音楽制作、映像制作を中心に、企業や各種プロジェクト向けのコンテンツ制作を手掛けていた。

同年6月30日の自社発表では、コナミの音楽ゲーム「beatmania IIDX」シリーズや、セガの音楽ゲーム「CHUNITHM」への楽曲提供実績を紹介している。

このほか、SUBARUのCM音響制作、音楽アーティストASCAの楽曲「アインソフオウル with Ayasa」の楽曲提供・ミュージックビデオ制作なども実績として挙げていた。

作詞・作曲・録音・ミキシング・マスタリングなど、音楽制作の複数工程を統括し、演奏家や技術スタッフと連携して制作する体制を特徴としていた。

松竹の企画向けMVやARアート制作にも展開

映像分野では、松竹のアイドルプロジェクト「Princess Letter(s)! フロムアイドル」に関連するミュージックビデオ制作実績がある。

また、NFTアート展示会「Project Emotion」の360度ギャラリー映像制作や、体験型アート・ウェルネス展示会「6 Senses Experience」へのAR作品出展など、CGや拡張現実技術を使用したコンテンツ制作にも取り組んでいた。

2022年3月には「6 Senses Experience」への出展を発表。スマートフォンのカメラをCDジャケットに向けると楽曲を試聴できる「Jacket Scanner」、ポスター上のイラストに奥行きのある表現を加える「Inside Artwork」の2作品を紹介していた。

音楽、映像、CGを組み合わせた表現を特徴とし、企業向けの制作受託に加え、アート展示への参加にも事業領域を広げていた。

Pizuya's Cellと関係、法人の破産と創作活動は別

ノアセンスは音楽制作プロジェクト「Pizuya's Cell」と関係の深い企業として発足した。2022年3月の自社発表では、同プロジェクトとともにARアート展示へ参加することを明らかにしている。

ただし、今回の破産手続開始決定を受けたのは株式会社ノアセンスであり、Pizuya's Cellの活動終了や、関係するアーティストの活動停止を意味するものではない。

制作事業や保有コンテンツについて、別法人への承継や権利移転が行われたかどうかは確認できていない。

10月1日に破産手続開始決定

ノアセンスは2026年10月1日、東京地裁立川支部から破産手続開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第1715号。

破産債権の届出期間は11月4日まで。直近の売上高や負債額、経営破綻に至った詳しい経緯は確認できていない。

同社は設立から約4年半で破産手続開始決定に至ったが、音楽・映像制作に関する個別の受託案件や関連プロジェクトが現在どのように扱われているかは明らかになっていない。

会社概要

法人名 株式会社ノアセンス
所在地 東京都八王子市
法人番号 3010101015075
設立 2022年2月18日
資本金 100万円(2022年の自社発表)
主要事業 音楽・映像制作、CG・AR/VR関連コンテンツ制作
主な制作実績 音楽ゲーム向け楽曲、企業CM音響、MV、ARアートなど(自社発表)
破産開始決定 2026年10月1日・東京地裁立川支部
事件番号 令和8年(フ)第1715号

 

 

都道府県別の倒産情報
都道府県を選択すると、各地域の倒産情報を表示します。

スポンサーリンク

 




スポンサーリンク

スポンサーリンク