福岡市博多区の輸入車・中古車販売会社、SSGC(株)が2026年10月1日、福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。負債総額は約1億円とみられる。
同社は高価格帯の輸入中古車などを中心に販売・整備を手掛け、2022年12月期には売上高約3億円を計上していた。しかし、グループ会社が展開していた別事業の業況悪化による影響を受け、自動車販売・整備事業を他社へ譲渡。会社の清算を進めていたなか、今回の法的整理に至った。
当サイトは10月14日に同社の破産開始決定を報じていたが、その後、売上規模や事業譲渡に至った経緯が明らかになった。
輸入車など高価格帯の中古車を販売 設立翌期に年商3億円
SSGCは2021年11月に設立された自動車販売・整備業者。法人番号は4290001095544で、福岡市博多区に本店を置いていた。
輸入車をはじめとする比較的高額な中古車を主力商品とし、車両の販売や整備を展開。中古車オークションのほか、独自の取引先や大手販売代理店などから車両を仕入れ、販売基盤を築いていた。
設立当初から車両販売は堅調に推移し、2022年12月期には売上高約3億円を計上。設立から短期間で一定の事業規模を確保していた。
ただし、これは2022年12月期の実績であり、その後の売上高や利益の推移については明らかになっていない。
グループ会社の別事業が悪化 自動車販売にも影響
経営環境が変化した要因として、グループ会社が手掛けていた別事業の業況悪化が挙げられている。
この別事業は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、経営状況が悪化。その影響がSSGCにも及び、自動車販売・整備事業を従来の体制で維持することが難しくなったとされる。
一方、SSGCの主力であった中古車販売事業そのものが赤字に転落していたかどうかは確認できていない。また、グループ会社の正式名称、悪化した事業の内容、両社間の資金取引なども明らかになっていない。
今回の経営破綻は、自動車販売単独の販売不振というより、グループ内の別事業の悪化が波及した事例として注目される。
自動車販売・整備事業を他社へ譲渡 法人は清算へ
SSGCはグループ事業の不振を受け、自動車販売・整備事業を他社に譲渡し、法人の清算を進めていた。
事業譲渡によって、自動車販売・整備に関する事業と、従来の運営会社であるSSGCの法人格は切り離された形となった。
ただし、譲受会社の名称や譲渡時期、譲渡額などの詳細は確認できていない。譲渡先がどの範囲の設備や取引関係を引き継いだのか、現在も同じ店舗や屋号で営業しているのかについても不明となっている。
このため、今回破産したSSGCと、譲渡後に自動車販売・整備事業を手掛ける事業者は区別する必要がある。
10月1日に破産開始決定 負債約1億円
SSGCは2026年10月1日、福岡地裁から破産手続開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第1944号。
破産管財人には北浜法律事務所福岡事務所の松嶋秀真郎弁護士が選任されている。財産状況報告集会などの期日は2026年12月10日午後2時となっている。
負債総額は約1億円とみられる。債務の詳しい内訳やグループ会社との資金関係については明らかになっていない。
SSGCの会社概要
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法人名 |
SSGC株式会社 |
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所在地 |
福岡県福岡市博多区 |
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設立 |
2021年11月 |
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事業内容 |
輸入車・高価格帯中古車の販売、自動車整備 |
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売上高 |
約3億円(2022年12月期) |
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事業譲渡 |
自動車販売・整備事業を他社へ譲渡(譲受会社は未確認) |
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負債総額 |
約1億円 |
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破産手続開始決定 |
2026年10月1日・福岡地裁 |
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事件番号 |
令和8年(フ)第1944号 |
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法人番号 |
4290001095544 |
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