鳥取県若桜町の「一般財団法人若桜町観光開発事業団」が、2026年9月18日に鳥取地裁から破産手続き開始決定を受けた。
同事業団は、かつて若桜町の指定管理者として「高原の宿 氷太くん」や「わかさ氷ノ山スキー場」など、氷ノ山エリアの観光施設を運営していた。
ただし、現在これらの施設を運営しているのは別法人であり、今回の破産によって「氷太くん」やスキー場の現運営会社が破産したわけではない。
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法人名 |
一般財団法人若桜町観光開発事業団 |
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所在地 |
鳥取県八頭郡若桜町 |
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法人番号 |
3270005002193 |
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旧運営施設 |
高原の宿 氷太くん、わかさ氷ノ山スキー場など |
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手続き |
破産手続き開始決定 |
かつて氷ノ山の観光施設を指定管理
若桜町観光開発事業団は、若桜町が所有する氷ノ山関連施設の指定管理者を務め、「高原の宿 氷太くん」や「わかさ氷ノ山スキー場」、キャンプ場などの管理運営を手掛けていた。
氷太くんは宿泊や食事のほか、体育館、研修室などを備える高原の宿泊施設。スキー場やキャンプ場とともに、登山、合宿、スキーなど氷ノ山観光の拠点となっている。
2023年に指定管理者が交代
氷ノ山関連3施設については2023年に指定管理者が交代し、同年10月から中一&スマイルカンパニー株式会社が運営を開始した。
現在、同社が「高原の宿 氷太くん」「わかさ氷ノ山スキー場」「わかさ氷ノ山キャンパーズヴィレッジ」を運営している。
このため、今回破産開始決定を受けた若桜町観光開発事業団と、現在の氷ノ山関連施設の運営法人は明確に区別する必要がある。
過去には雇用調整助成金をめぐる問題も
鳥取労働局は2023年4月、若桜町観光開発事業団を雇用調整助成金等の不正受給事業所として公表した。
一方、当時の若桜町監査資料では、事業団側は労働局との間に労働の考え方について見解の相違があるとして、不正受給を否認していたことが記録されている。
なお、この問題と今回の破産との直接的な因果関係は確認できていない。
9月18日に破産手続き開始決定
一般財団法人若桜町観光開発事業団は2026年9月18日、鳥取地裁から破産手続き開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第121号。
破産債権の届出期間は10月19日まで。財産状況報告集会などは12月15日に予定されている。
負債額や今回の破産に至った詳細な経緯については確認できていない。