【岡山】訪問介護「KEARU」のサポスルが自己破産申請へ 開設約1年、福祉タクシーも展開
訪問介護事業所「KEARU(ケアル)」を運営する株式会社サポスル(岡山県倉敷市)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。
同社は2025年に設立された介護事業者で、倉敷市で訪問介護、障害福祉、福祉タクシーなどを展開。訪問介護事業所「KEARU」は2025年9月1日に開設されたばかりで、事業所開設から約1年で事業停止となった。
同業者との競争に加え、介護報酬の引き下げ、人件費や諸経費の上昇などによって収益性が低下し、2026年8月31日に事業を停止した。
倉敷市で「訪問介護事業所 KEARU」を運営
サポスルは2025年4月に設立。資本金900万円で、倉敷市羽島に「訪問介護事業所 KEARU」を開設していた。
KEARUの介護保険事業所番号は3370209813。2025年9月1日にサービスを開始し、倉敷市の児島・玉島地区を除く地域を主なサービス提供地域として、利用者宅への訪問介護を提供していた。
公開されていた求人情報によると、同社の事業内容は訪問介護、障害福祉、福祉タクシー。訪問介護では利用者の自宅を訪問し、生活援助や身体介護などを行っていた。
2026年には福祉タクシーの許可も取得
サポスルは訪問介護だけでなく、利用者の移動を支援する福祉輸送分野にも事業を広げていた。
中国運輸局の公表資料によると、2026年1月6日、同社は岡山県を営業区域とする福祉輸送限定の一般乗用旅客自動車運送事業の許可を取得。「KEARU営業所」に車両1台を配置する計画だった。
介護サービス情報でも、KEARUは介護・福祉タクシーの許可を取得し、移動支援や乗降介助など、保険内・保険外双方のサービスに対応していたことが確認できる。
介護報酬や人件費負担で収益性が低下
設立後は訪問介護事業への参入に加え、福祉タクシーなどサービス領域の拡大を進めていたが、同業者との競争などから十分な収益確保が難しくなった。
さらに介護報酬の引き下げの影響や、人件費をはじめとする諸経費の上昇が重なり、収益性が低下。事業継続が困難となり、2026年8月31日に事業を停止して自己破産申請の準備に入った。
法人設立から約1年4カ月、訪問介護事業所KEARUの開設から約1年という短期間での事業停止となった。
株式会社サポスルの会社概要
| 法人名 | 株式会社サポスル |
|---|---|
| 法人番号 | 9260001040077 |
| 所在地 | 岡山県倉敷市 |
| 設立 | 2025年 |
| 資本金 | 900万円 |
| 主な事業 | 訪問介護、障害福祉、福祉タクシー |
| 運営事業所 | 訪問介護事業所 KEARU |
| 介護保険事業所番号 | 3370209813 |
| 事業停止 | 2026年8月31日 |
| 倒産動向 | 自己破産申請準備 |
※同名法人について:福岡県福岡市で不動産関連事業を展開する同名の「株式会社サポスル」は別法人です。本記事は法人番号9260001040077の岡山県倉敷市の株式会社サポスルについて記載しています。
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