神奈川県横浜市中区の電解水生成装置メーカー、ファーストメンテ株式会社が、2026年10月23日に横浜地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かった。
同社は三室型電解水生成装置の製造・販売、設置工事、点検、保守などを手がけていた。自社開発製品「SGL1000-ⅢA」のほか、農業向け電解水生成装置「アクアプリータ」の販売にも取り組んでいた。
【神奈川】電解水生成装置のファーストメンテが破産 農業向け「アクアプリータ」も販売神奈川県横浜市中区の電解水生成装置メーカー、ファーストメンテ株式会社が、2026年10月23日に横浜地裁から破産手続き開始決定を受けたことが分かった。
同社は三室型電解水生成装置の製造・販売、設置工事、点検、保守などを手がけていた。自社開発製品「SGL1000-ⅢA」のほか、農業向け電解水生成装置「アクアプリータ」の販売にも取り組んでいた。
ファーストメンテは2020年4月1日に設立。前身事業で培った電解水生成装置の販売・保守経験を基盤に、医療、農業、食品関連などの分野へ製品を展開していた。
同年8月には三室型電解水生成装置「SGL1000-ⅢA」を開発・発売。酸性電解水とアルカリ性電解水をそれぞれ標準毎分1リットル生成する装置で、農業分野では種子の除菌、栽培施設や農機具の洗浄などを用途として紹介していた。
施設園芸向け製品情報サイトには、同装置が2021年7月に掲載された。メーカー希望小売価格は税込154万円とされ、農薬使用量の削減や農業生産現場での衛生管理などを訴求していた。
農業分野では、三室型電解水生成装置「アクアプリータ」の販売にも取り組んでいた。
2025年6月には農業専門媒体で同製品を販売する企業として紹介され、電解水を利用した栽培方法「三室型電解水農法」の普及に取り組んでいたことが確認されている。
紹介された事例では、千葉県八街市の農園が2024年に装置を導入し、トマトやアスパラガスなどの栽培に電解水を活用していた。
また、同社の公式サイトには東京都内の歯科医院や島根県内の農業法人への装置設置事例が掲載されていた。医療機関の衛生管理から農作物の栽培まで、複数分野への用途拡大を図っていた。
同社は2026年10月23日午後4時、横浜地裁から破産手続き開始決定を受けた。
事件番号は令和8年(フ)第2414号。破産管財人には飯島奈津子弁護士が選任された。財産状況報告集会などの期日は2027年1月28日午後3時となっている。
負債総額や破産に至った具体的な原因は確認できていない。また、販売した電解水生成装置の保守契約や関連事業の承継状況についても確認できていない。
| 企業名 | ファーストメンテ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市中区 |
| 設立 | 2020年4月1日 |
| 法人番号 | 9020001135677 |
| 事業内容 | 三室型電解水生成装置の製造・販売・設置・点検・保守・修理 |
| 主な取扱製品 | SGL1000-ⅢA、アクアプリータ |
| 破産開始決定 | 2026年10月23日 |
| 裁判所 | 横浜地方裁判所 |
| 負債総額 | 確認できず |