アイコン 【倒産詳細情報】鈴木木材工業(株)

鈴木木材工業(株)他2社
民事再生開始申立
木材・新建材販売・プレカット
負債総額  3社合計約81億 円

 4月29日、鈴木木材工業(株)(鈴木崇彦社長、長崎県佐世保市沖新町2-18)と子会社(株)諫早木材市場(長崎県諌早市貝津町988)、伊万里外材(株)(佐賀県伊万里市山代町久原3798-3)は、東京地裁に民事再生法の適用申請を行った。
 申請代理人は大貫裕仁弁護士(西村あさひ法律事務所、東京都港区赤坂1-12-32、電話03-5562-8500)ほか11名。監督委員には、上田智司弁護士(東京都千代田区九段北4-1-5、上田法律事務所、電話03-3222-0776)が選任された。
 負債額は鈴木木材工業が40億856万円、諫早木材市場が25億3905万円、伊万里外材が16億146万円で3社合計81億4907万円が見込まれる。
 鈴木木材工業は、1946年(昭和21年)4月創業の木材業者。他に佐賀県、長崎県諌早市、福岡県太宰府市や前原市に進出、木材のプレカットも手掛け、2008年9月期の売上は61億6811万円を計上。
(株)諫早木材市場の08年5月期の売上高は34億1207万円、伊万里外材(株)の08年7月期の売上高は16億3508万円を計上していた。
 グループでプレカット工場などの設備投資により借入金が増加、一方住宅着工件数が減少を続け、資金繰りが悪化していた。
 住宅着工件数が減少する中、鈴木木材は伊万里市に進出した中国木材の大型プレカット工場の影響も受けていた。


※ 5月7日午後2時より佐世保市の「アルカスSASEBO」で債権者説明会を開催予定。
http://www.arkas.or.jp/?page_id=154

[ 2009年4月30日 ]
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