アイコン 栄泉不動産の残像(2)

マンション建築中 福岡市東区のJR千早駅前に31階建てを2棟建てるという福岡では大プロジェクトが、栄泉不動産を柱に大和システムと第一交通産業により昨夏からスタートしていた。
現在、南棟が13階、北棟が6階まで建て上がっている。しかし、当プロジェクトの主役である栄泉不動産は1月29日民事再生法を申請して、100億円ともいわれている当プロジェクトもSTOPしたまま3カ月を過ぎた。もったいないが解体される話が進んでいるようだ。
一時栄泉不動産の持分(過半)を施工会社の大林組が肩代わりして、再スタートする計画も練られたようだが頓挫、共同開発者の大和システムと第一交通産業も不況下で販売リスクが高く乗れ切れない。
時間ばかりが過ぎ解体論が現実味帯びているようだ。
因みに解体すれば3億円かかるともいわれ、栄泉不動産を除く第一交通産業や大和システムも521戸建てる販売リスクより、現実の解体負担が安上がりと見ているようだ。
4月27日破綻した泰平物産(福岡市)も大林組の協力会社として当プロジェクトに参加、しかし、こうした事態に資金繰りに狂いが生じたようだ。
[ 2009年5月 8日 ]
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