地元関係者によると、それ以前の2003年2月、ユニカが㈱東京ユニカ(現ユニカ)を設立して東京へ進出した際、分譲マンション開発の資金スポンサーにトステムがなっていたはずだ、付き合いはそれ以前からだろうと述べている。

資金スポンサーを得たユニカは、矢継ぎ早に分譲マンションや介護付マンションを九州や関東で開発した。介護付マンションも東京に2棟(成城と多摩川)、福岡に3棟(百道2棟・西中洲)を開発したことが住生活のリリースに記されている。

福岡市早良区百道の介護付マンション開発用地の取得にあたっては、当時同業者も呆れるほど高額だったといわれている。ユニカはその後当地に介護付マンションを開発、しかし老健施設は投下資本の回収に時間がかかることから、06年10月それまでに開発していた介護付マンション等の５施設を116億48百万円で住生活子会社の住生活グループシニアライフに売却、事実上ユニカはシニア事業から撤退したと業界関係者は述べる。

 

住生活グループシニアライフ　http://www.jsgsl.co.jp/