アイコン 激安王 「トライアル」 決算⑤

同社は、福岡を基点に関東へ進出、その後関西・北海道へ進出して全国区となった。

また韓国(店舗)・中国(仕入基地)にも進出している。店舗形態も大から小まで有しており、どのような店舗展開の戦略を立てているのか不明な点も多いが、太平洋ベルト地帯の一定規模の都市に対してヤマダ電機の流通版みたいな進出の仕方をしており、また韓国・中国に拠点を作っており海外戦略も今後の仕入ルートの確保もある。今後の同社の動きは、目を離せない存在になってきた。

しかし、ここまで来れば同社も流通業者として社会的な責任もあり、長い目で見た場合、安いだけでは顧客が離れる可能性も高い、店舗作りと衛生管理面を強化する必要があろう。  
コストをかけず、その分を安い価格で提供するという経営手法も、顧客から見た最低限のことは必要かと思われる。
同社と同じような商品構成の激安のルミエールは、新店舗は中型化して生鮮3品含む食料品(テナント)を併設、客で溢れている。以前の灰色波打スレートではなく綺麗な店舗作りになっている。建借であろうが、通路も古い店舗より広くしており、係員も(売れるからか)他店より多く、買い物もし易くなっている。ルミエールも少しづつ変わってきている。
続く
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[ 2009年6月30日 ]
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