アイコン 海上自衛隊佐世保地方総監部に加藤耕司新総監着任

 海上自衛隊佐世保地方総監部は全国に5つある海上自衛隊の地方拠点機関の一つ、九州・沖縄から山口県の一部までの海域を担当するトップである。
 

 加藤総監は着任式で約330人の幹部や隊員を前に訓示「ソマリア沖での海賊対処活動など任務が増える一方で、防衛予算や自衛官の募集が厳しい状況にある」と述べ、イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故など去年から相次いでいる海上自衛隊をめぐる問題を踏まえて、「海上自衛隊の創設以来のゆがみが重大な事件や事故となって現れた。健全な組織としての体質を取り戻し、国民の信頼や支持を獲得することが必要だ」と力強く訓示した。
 加藤総監は、テロ対策特措法に基づき、02年7月から03年1月にかけ、187日間、部隊の指揮官としてインド洋方面に派遣されていた。総監は「テロリストがいつ、どこで現れるのかわからない状況で息の抜けない任務。指揮官として、なんとしても隊員を無事に帰国させないといけない。そんな悲壮感を持って任務に従事した」としている。
 若い自衛官については、「専守防衛の自衛隊であるが、各国の軍隊やテロリストらとの厳しい競争を迫られている現実がある。若手の自衛官には、世界に通用する見識や実力を身につけるよう、研鑽(けんさん)してもらいたい」としている。
1953年生、55歳、東京都大田区生まれ。防衛大学校、海上自衛隊幹部候補生学校卒。07年7月から海上自衛隊舞鶴地方総監に就任し、島根県から秋田県までの日本海側の防衛を担う舞鶴地方隊を総指揮、防衛省の海上幕僚監部№2の海上幕僚副長など歴任、このたび海上自衛隊佐世保地方総監部総監として着任。


※ ミサイル・核開発と分からない動きをする北朝鮮に一番近い佐世保地方総監部であり、 
総監として任務は大変でしょうが、日本固有の国土と日本を守るためこれまでどおり頑張ってください。

 

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[ 2009年7月23日 ]
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