アイコン 九州建設③ 損切り処分(1)

09年5月期決算で、大きな特損を計上している。飯塚で建築したJファクトリーの物件では、販売が計画通り行かず、Jファクトリーから建築代金を建築したマンションにより代物弁済を受けた。

しかし、引き続きJファクトリーに販売代理させていた。結果全く売れず、今年4月には、大赤字出して売却していたことが判明している。
九州建設の売上高のこれまでの伸長はマンション工事にあった。官庁工事が減少するなか、上得意の西南学院も大手に持っていかれるなどしており、マンション工事に傾注した結果であろう。ところが、頼りのマンション工事がサブプライムローン問題の影響から激減するとともに、顧客デベロッパーの破綻や実質行き詰まりが顕著になっていた。
 

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[ 2009年8月26日 ]
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