松尾頭取率いる佐賀銀行、田舎の中小企業相手に検討しているが、最近はデベロッパーへの大口融資もなされ、F氏の後継者が誕生したのか知らないが懸命な判断であろう。
願わくば、福岡のデベロッパーに10億円づつでも開発資金を貸してもらったら、福岡のデベロッパー業界も息を吹き返せると思う。福銀は福岡の中小企業から嫌われており、福岡の中小企業に再度入り込むチャンスかと思いますが如何かな。
今回の利益増は、企業がセーフティネット資金を活用して破綻が極端に減少していることによる。しかし、中小企業はセーフティネット資金の返済期に入り、仕事が減少したまま、次は亀井判断をすがるしかない。亀井判断が実現すれば、銀行は焦げ付いても政府に請求することができ、銀行業界は外向き怒っているものの、内心喜んでいるものと思われる。
景気対策として前政権下で中小企業を対象にセーフティネット資金を20兆円ばかりバラ撒いており、亀井判断のモラトリアムが実現すれば、財務負担だけが大きく政府に乗っかろう。