アルシスホーム/福岡のデベロッパー業界後編③
同社は小串建設の子会社アルシスホームと本体の小串建設が07年10月合併して新生アルシスホームになった会社である。
同社は自社建築のマンション業者として福岡市内で数々の実績を積み、県外へ展開して行った。佐世保駅前では苦労したようであるが、その後の展開は、100戸以上の大型を避け、物件数も拡げず、着実に展開している。08年2月時点で販売していた物件数も5ヶ所であり、現在3ヶ所販売しているが、内2棟は少残戸で、実質2月竣工予定の鹿児島市平之町の物件のみである。元々同社は堅実経営で財務内容も良いことで知られ、佐世保進出では同社のカラーを変えたかと思われたが、販売が長期化したため、逆に多くの展開をしなかったことが、不況の中で幸いしたと思われる。グループでいろいろな資産を有している。
当然同社は建築業としての顔を持っており、一般建築も請け負っている。
物件名 | 所在 | 竣工 | 総戸 | 残戸 | 施工 | 備考 |
アルフィーネ平之町 | 鹿児島市平之町 | 22/1月 | 60 | 非開示 | アルシスホーム | |
アルフィーネ東荘園 | 別府市東荘園町 | 21/3月 | 20 | 1 | アルシスホーム | |
アルフィーネ大江コンフォート | 熊本市大江1丁目 | 20/6月 | 85 | 6 | アルシスホーム |
なお、鹿児島はどこのデベも苦戦しており、頑張ってもらいたい。
[ 2009年12月10日 ]
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