アイコン 住宅参入の失敗/火を吹くベスト電器⑥

ベスト電器は過去住宅へも参入していた。今でも事業部としてマンションを開発している。ところが、ブローカーが寄ってたかって辺鄙な土地を斡旋、一筋縄では売れない分譲用やマンション開発用地を買い込んでいた。その結果住宅子会社が本体の足をひっぱり続け、子会社のベストハウジングを平成17年2月潰した経緯を持つ。

筑紫野市では西鉄駅ができる見込みで大型物件用地を買い込んだが、新駅の話が頓挫して開発は宙に浮いたままである。
このようにベスト電器は、マンションさえも都心の王道での開発はせず、販売に苦戦をし続けていた。少しはましな土地であるが、糸島市の波多江駅前近くに19年1月完成させた「ベスタ伊都」もまだ2~3戸販売中。熊本の「ベスタ帯山」では破綻した多々良に建築させていたことから、メンテは上村建設が行うと明記して販売、なかなか売れなかったものの最後の1戸を残すだけとなっている。
この事業にも過去有薗一族の影がチラチラする。
 

[ 2010年1月20日 ]
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