アイコン 財政難・少子化のなか、130億円を投資する県立福岡女子大の必要性はあるのか

福岡県は11日、福岡女子大(福岡市東区香住ケ丘)の施設整備基本計画を明らかにした。公開講座などを行うためのエクステンションセンター(地域貢献施設)新設が目玉。
2012年に第1期工事を始め、2017年までに校舎や図書館などを建て替える。既に発注されている学生寮を含めた総工費は約130億円。

同敷地内に福岡女子大の同窓会が運営する香椎幼稚園がある。しかし、今回130億円をかけ女子大が校舎等を建て替えるため、邪魔となり、廃園に追い込まれた。
香椎幼稚園は、地元父兄ら6万人が存続を求め署名しているが、福岡県の麻生知事は県の土地に私立(同窓会立)の幼稚園があるのはおかしいと判断したのか、6万人の署名など完全に無視して追い出しを表明していた。先の長くない麻生知事は、将来の日本を担う幼児に何も期待しないようである。
当幼稚園は福岡市東区にあり、福岡県は福岡市とも調整すべき問題と思われるが、一切相談もせず、一方的に追い出しをかけ、廃園に追い込んだ。麻生知事はこれでも全国の知事を代表する会長である。
ついでに、片腕の中島副知事が、税金で運営されている町村会の金で、マージャン・中洲の姉ちゃん・ゴルフ三昧していたことが判明して逮捕された。全国の知事会長でありながら、こうした問題を発生させたが、殆どの県が制定している政治倫理条例もないことも判明している。しかも今回もこうした問題の防止のために条例化する動きもしていない。もうご老体による老害としか言いようがない。
福岡女子大についても、少子化により殆どの大学で定員割れの状態となっている。そうした状況下、福岡県による女子大の運営の役割は既に終わっているのではないだろうか、そうした大学に130億円もかける必要があるのだろうかと思う。仕分け。

 

 

[ 2010年3月12日 ]
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