アイコン シジミ偽装/福岡県シジミ業者『周防』・・・続く偽装問題/福岡県多し

福岡県は、2月26日シジミ業者「周防」(廃業済)を品質表示法・産地表示(JAS法)に基づき改善勧告した。ロシア産を宍道湖産と偽装して全国の卸業者に卸していた。

国産とロシア産では、卸価格段階で半額であり、偽装することで大儲けでき、後を絶たないのが現状。摘発されるの業者は、氷山の一角と業界ではいわれている。これが日本の現実である。竹の子・アサリなど性懲りもなく偽装事件が後を絶たない。福岡県は特に多い。
 ★「周防」は既に廃業しており、改善勧告も何もあったものではない。県は警察に即刻詐欺容疑で告発するシステムが必要である。
 
 過去のシジミ偽装事件
発覚年月
偽装業者
偽装内容
備  考
2003/7
丸三出雲
中国産⇒宍道湖産
不正利益1億7千万円
2007/8
大都魚類
中・韓⇒茨城産
結託、ミソヤ水産、日高丸商、石川水産、野口水産
2008/4
嘉村
韓・露⇒島根産
福岡県
2009/3
秋田丸魚
露⇒青森・茨城産
 
2009/8
カネト水産
露⇒千葉・島根産
アサノコーポレーション
2010/2
周防
露⇒宍道湖産
福岡県

  蜆

     ロシア産シジミと台湾シジミは、ヤマトシジミに比べ大きく、味も大味で美味しくないとされる。
     国産⇒ヤマトシジミ(汽水)、マシジミ(淡水・汽水)、セタシジミ(琵琶湖)
     こうした偽装により大儲けた金は全額没収し、農林水産振興の基金にすべきである。
 
[ 2010年3月 1日 ]
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