アイコン 【投稿】小松弘人過労自殺裁判とは

投稿者 = お笑い芸人入江塾

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軽自動車のトップメーカー、スズキ株式会社に勤務していた小松弘人さん(当時41歳)は、2002年4月15日午後1時35分、浜松市高塚のスズキ本社5階屋上から飛び降り自殺しました。 

入社以来、シート(座席)関係一筋で設計に従事してきた小松さんは、2002年2月1日から、はじめての四輪車体設計グループに課長職として異動、慣れない新車開発設計で死亡1ヶ月前の時間外労働が144時間に達するなど、長時間労働が続き、会社業務によるストレスや過労から「うつ病」を発症、新任務に就任後わずか74日後に過労自殺に追い込まれました。

残されたご両親の小松充一さん・やゑ子さんは、二度とこのようなことが起きないよう、2003年2月21日に浜松労基署に労災申請を行い、「業務に起因するもの」として2004年5月19日、浜松労基署が労災認定したものです。

なお、この労災申請にあたりスズキ(株)に対して労災申請書への認印を求めましたが拒否されています。

小松夫妻は2004年6月8日、スズキ(株)に対して業務の負荷により自殺に追い込んだことへの謝罪など4項目の申し入れを行いましたが、会社は6月18日、労災として所定の上乗せ補償金の支給は認めたものの、他のことについては「安全配慮義務等の違反による使用者責任は存在しない」として、両親になんら謝罪もしておりません。

この不誠実な回答を受け、小松夫妻は、2005年2月14日、「会社は過酷な業務で息子を自殺に追い込み、安全配慮義務を怠った」としてスズキ(自動車)を相手に損害賠償を求めて静岡地方裁判所浜松支部に提訴しました。 その第一回口頭弁論が2005年4月4日、静岡地裁浜松支部で行われ、父親の小松充一さんが意見陳述を行いました。

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[ 2010年3月15日 ]
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