同地の南東に位置する緑ヶ浜・沖田地区の区画整理事業は、NTTより少し遅れて平成18年から始まった区画整理事業である。

国道旧3号線（海側）と新3号線（山側、画面右端）の間の区画であり、真ん中にＪＲ鹿児島本線が通っている。そのため新たに「新宮中央駅」を設け（3月13日駅オープン）、ＮＴＴ跡地の杜の宮ニュータウンと当区画整理に伴う新たな人口増の交通に対応させる。対象となっている面積は38.9ｈａと広大である。

現在、新宮町の人口は24,613名、福岡市と古賀市に挟まれ、平成の大合併でも、人口増や事業所増などもあり、両市との合併や糟屋郡での合併には慎重派である。町の中心部は、福岡市寄りにあり、駅そばに福岡工業大学がある。当ＪＲ新宮駅もいつのまにか福工大前駅と改名されている。

古賀市も新3号と旧3号に挟まれた新宮寄りの鹿部地区47ｈａの区画整理事業を行ったが、開発工事はNIPPOの手により既に終了、住宅販売が進んでいる。当地にもJR「ししぶ」駅が既に開業しており、既存の新宮駅と古賀駅の間に2つ新駅が誕生したことになる。