安川電機/ロボットは中国ばかりか 3月決算赤字
世界の工場はリーマンショックでコテンパにやられ、この間、自動車メーカー等は生産を回復させることだけに懸命であった。そのため同社は、国内の設備投資はほんの一部に限られ、幾分景気指数のよい東南アジア向けや、真っ赤で元気がよい中国の設備投資に期待せざるを得ない状況。そうした背景から同社の売上高は前年比約1,300億円減(▲35.8%ダウン)の2,247億円にとどまった。ここまで落ちれば固定費が食い込み▲69億円の営業損失となり、当期利益も▲56億円のマイナスとなった。
しかし、同社の技術力は世界をリードしており、景気回復局面では業績が急回復するものと予想される。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期実績 | 350,249 | 20,806 | 20,024 | 6,892 |
10年3月期実績 | 224,710 | -6,977 | -6,049 | -5,699 |
11年3月期計画 | 270,000 | 8,000 | 8,000 | 4,000 |
[ 2010年4月21日 ]
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