アイコン 三井住友建設/福岡ではトラブルは続く

三井住友建設は、合併するまでは共に上品な会社であったが、合併してからというもの、不良債権処理や赤字続きで体質までズタズタになったようである。福岡では生コン屋でトラブルを起こし、鉄筋屋でトラブルを起こし、それでも下請業者には、むちゃくちゃな価格で仕事をさせている。

筆者がサブコンの時には、上品過ぎて現場の価格対応力さえ持たず、いろいろ提案して原価を下げるアドバイスをしたものであるが、今では提案なくして価格だけ安く発注しているようである。福岡のひと頃の竹中工務店・清水建設の受注合戦の時のようであるが、両社とも今では健全化され、竹中と付き合ったら潰されるなどとは一切聞かなくなった。鹿島のように今でも上品な会社もあるが、そこまで行かずともいくら現場が少なくなったとしても協力業者のことも考えるべきであろう。こんなことを続けていたら現場トラブルが増加するだけである。
 

[ 2010年4月 3日 ]
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