アイコン 【投稿】白鳥町 長崎大学職員宿舎「アスベスト除去工事」 本当に大丈夫??(Part2)

投稿者 = ヤッターMan!!

0624_03.jpg拝啓

ではなぜ、発注者が同じだけで「アスベスト除去工事」が心配なのか、
それは長崎大学施設部施設企画課の入札決定のシステムにあります。

予定価格、低入札(調査)基準価格の設定はあるものの最低制限価格の
設定を行わず、実質的には底なし、つまりは一番価格が安い企業に工事を
やらせているのです。現実、元請=飛島建設の「長崎大学病院本館改修工事」は、
予定価格=¥3,738,300,000
低入札(調査)基準価格=¥2,852,015,440
落札価格=¥2,557,000,000

 冒頭の白鳥町にある長崎大学職員宿舎の「アスベスト除去工事」日東建設が
¥25,000,000で落札しました。

さて、問題なのはその金額の妥当性です。安全で法律に則った工事が
果たしてその金額で可能なのかです。これまた一番価格が安かったから
ではないでしょうね?大学さん?

せっかく当たった宝くじ、元請としては40%(¥10,000,000)は
欲しいとこでしょうか?と、すると下請けには残りの¥15,000,000

ここで、計算。RC5階建て延べ床面積1,860m2(562.65坪)
飛散性アスベスト除去全24戸で計808.8m2 最低でも
建物取り壊し=坪単価¥20,000(工事金約¥11,000,000)
飛散性アスベスト除去=m2単価¥15,000(工事金約¥12,000,000)の
計約¥23,000,000は必要かも?

困ったことに下請け金額は¥15,000,000しかなく差し引き
¥8,000,000足りません。困った下請けのとる行動が仕方なく前述の
『…周りをブルーシートで覆ったたけで小型重機を使いアスベストを除去…』
みたいにならないことを願うばかりです。

敬具

編集部・・・・安かろう悪かろう「飛島」だろう。と長崎大学で反社会的なダンピング受注を繰り返していた飛島建設の現場で、杜撰なアスベスト除去作業に従事していた現場員が体調不良を感じ、長崎大学施設部と飛島建設西日本州支社(樋口支社長)に対して健康診断を行わせるよう、 要望書を提出している。現場作業員の健康も心配だがアスベスト被害による近隣住民の健康も心配である。長崎大学医学部病院ではダンピング受注を繰り返す飛島建設の下請業者(三浦組)の社長が下請イジメが原因か?自殺するという悲劇も起こっている。

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[ 2010年6月24日 ]
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