アイコン 佐賀銀行/福岡市場に強打者送り込む

佐賀銀行(本社:佐賀市、松尾靖彦頭取)は、7月1日付で福岡強化策の一環として定員を1割増強させた。同行は、福岡地区の営業力再強化を行なうため、融資戦略店舗を春日支店、二日市支店、志免支店に拡大、これにより福岡地区の「融資戦略店舗」はこれまでの9店舗(福岡支店、博多支店、博多駅東支店、渡辺通支店、西新町支店、箱崎支店、久留米支店、小倉支店、八幡支店)に加え合計12店舗となる。また佐賀銀行は福岡再興のため必殺の強打者を福岡市場に送り込んだ話も伝わってきている。

融資戦略店舗は、事業性融資に特化できる人員体制を敷き、新規融資先の開拓、既存顧客先との取引拡大を中心に活動を行なっている。福岡銀行も、営業戦略部隊を100名ほど抱えており、これまで跡から草も生えないくらい熊本(肥後銀行が嘆いていた)・北九州(某信金が怒っていた)・長崎で活躍してきた。
しかし、西日本シティ銀行も公的資金の完済から反攻へ、山口銀行Gによる北九州銀行50店舗による設立の動きなど、再度福岡市場が主戦場になってきたことにより、福岡銀行の営業の精鋭部隊との戦いは切って落とされたといえる。
迎え撃つのは福岡銀行であり、谷さんが大手門城と天神様から睨みを効かせることになる。

佐賀銀行

[ 2010年7月10日 ]
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