アイコン 2010年7月、福岡の住宅着工件数の状況

平成22年7月の福岡の住宅着工動向
・ 7月の住宅着工戸数は2,441戸(前年同月比7.2%増)。
・ 分譲マンションは298戸で52.0%増と高い伸びとなっている。
・ 注文住宅(=持家)は808戸で▲2.2%減。
・ 分譲戸建も175戸で▲3.8%減(6月は205戸)。
・ 貸家は、1020戸で▲2.9%減。

福岡は一進一退を繰り返しているが、東区千早の超高層物件が建設途上にあり、博多区もあなぶきの大型マンション、百道も超高層マンションの建設中となっている。福岡地所は販売に苦労している昭代に再チャレンジしているが不安だらけ。室見はJR九州が小型物件であるが建設途中で完売している。地域的には開発すれば売れると予想されるところが多くなってきているが、福岡銀行始め金融機関が地場デベロッパーへの貸し出しを渋っており、今後の開発は中央のデベ中心の開発になるものと思われる。しかし、中央のデベは福岡都心にしか建設しておらず、周囲の福岡都市圏での開発が穴となっている。
戸建分譲は、一建設や第一ホーム(第一交通産業)などパワービルダーが活躍しているものと思われるが、価格的にはミニ分譲による廉価な販売価格帯が主を占めている。大型団地型は西区や新宮・古賀・福間・筑紫野などに大型分譲団地が開発されており、建売と注文の両刀で販売にかけている。
 

[ 2010年9月 1日 ]
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