アイコン 2010年7月 九州の住宅着工動向

九州における住宅着工戸数の状況は以下のとおり。
① 住宅着工戸数の対前年同月比はプラス9.5%。着工戸数の実数は前月より増加。
② マンション等の大・中規模建築物に必要な構造計算適合性判定の合格件数の対前年同月比はプラス49.6%。判定合格件数の実数は前月より増加。
 

<各県別総評>
① 福岡県は、分譲マンションが298戸、前年同月比52.0%増と牽引している。
② 長崎県は、貸家の243戸、同65.%増および戸建知勇門住宅の229戸、同15.1%増が大きい。分譲マンションは2月から0行進が続いている。
③ 佐賀県は、貸家の102戸、▲50.5%現に引きずられた。
④ 熊本県は、貸家が368戸で同▲30.3%、戸建は注文・分滋養とも横這いである。
⑤ 大分県は、0が続いていた分譲マンションが6ヶ月ぶりに167戸着工したことが大きい。
⑥ 宮崎県は、貸家が296戸、同55.0%増が牽引している。分譲マンションは0である。
⑦ 鹿児島県は、持家が346戸、同6.1%増。貸家が273戸で同69.6%増となっている。分譲マンションは破綻したビルドが開発した加治屋町の51戸(14階建)が、3月竣工ながら、今だ5戸未満しか売れていない悲惨な有様であり、市場が冷え切っているものと思われる。
⑧ 沖縄県は、分譲マンションは開発ラッシュが続き昨年まで建ち続けていた関係で、今年になり前年同月比でマイナスが続いているが、貸家は869戸と35.8%と全体を牽引、注文戸建も230戸の同5.5%増であった。

2010年7月、各県別住宅着工状況
各県別
戸 数
前年同月比
福岡
2,441
7.2
佐賀
347
-17.2
長崎
497
37.7
熊本
827
-10.6
大分
565
40.2
宮崎
574
20.1
鹿児島
697
22.7
小計
5,948
9.5
沖縄
1,157
25.5

[ 2010年9月 1日 ]
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