アイコン 危機迫る尖閣諸島の現状 ②

「危機迫る尖閣諸島の現状」の発刊に寄せて 

 この度、二十一世紀という節目の初頭に「危機迫る尖閣諸島の現状」が発刊されたことを喜び一言が挨拶申し上げます。

  ご承知のとおり、尖閣諸島は、我が国固有の領土として実効支配され、領海も昔から我が国漁民の生活の糧を求める絶好の魚場として親しまれてきました。ところが、昭和四十三年に国連アジア極東委員会が、尖閣諸島周辺の東シナ海大陸棚に石油が埋蔵されている可能性があると報じた為、にわかに中国、台湾などの強硬グループがさまざまな挑発行為を繰り返し、同時に外国漁船が領海を侵犯し海上保安庁とのトラブルが絶えない現状が続いております。このことを重視した同諸島の行政区域をかかえる沖縄県石垣市の仲間均議員は、我が漁民の安全操業と領有権を主張する中国、台湾に対し、政府は毅然たる措置を講じてほしいことを要望しつづけました。

 この「危機迫る尖閣諸島の現状」には、我が国の固有領土であることを明るみにするため何回も同諸島に足を運び、その現状と、さらに同諸島を実効支配してきた歴史的経緯などが記載されています。

 願わくは、本書が多くのみんな様に親しまれ、かつ、国際外交への足固めとなるように願うとともに、本書を発刊された石垣市の仲間均市議会委員の日頃のご努力と情熱に敬意を表しご挨拶いたします。

 日高 宗敏

 

尖閣諸島2

 

[ 2010年9月15日 ]
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