アイコン 三洋電機ロジスティクス/中間期 増収増益

同社は、景気の回復に伴う生産水準の改善、個人消費の持ち直しにより国内物流および国際物流ともに物流量に改善が見られたものの、業者間競争は激しさを増し依然として厳しい経営環境に直面している。また当社グループの主力である家電物流においては、夏季の記録的な猛暑の影響によりエアコンなどの夏物家電、「エコポイント」効果により薄型テレビを中心とした省エネ家電で高い伸びが続いているが、伸長率に鈍化が見られるなど今後の推移は不透明な状況にある。

このような経営環境において、当社グループは経営環境の変化に対応できる機動的な組織体制を構築するために本年4月1日より執行役員制度を導入し、業務執行と経営監督の区分、経営の効率化および意思決定の迅速化、業務執行に優れた人材の登用を進めてきた。また、当社グループの事業方針である「成長市場への積極的な営業強化」と「現場力の更なる向上」の両輪をもって持続的な成長基盤の確立を推進するために、
① 事業領域の拡大として家電以外の新たな分野への進出 
② 家電3PLのNo.1企業としての継続的な成長
③ 当社グループのコア事業であるメーカー物流事業の強化
④ 成長著しい家電宅配・設置事業の事業規模の拡大
⑤ 環境経営の強化
を骨子に掲げ、物流品質の向上、継続的な原価低減活動と効率化を競争力の源泉に、積極的な営業活動およびソリューション提供を進め、中長期の持続的な成長を目指しているとしている。
この企業もパナソニックが好き放題に売却するのであろうか。それより、パナソニックは胡坐をかいて失墜したテレビ事業の立て直しが先決だろう。
同社はMBOで独立した方が、松下イズムがなくなったパナソニックの影響を受けなくて済む。受注はビジネスだからこれまでのように貰うのが当然である。三洋電機からの受注比率は4割。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
18,120
712
724
420
11年3月期第②四半期
20,661
1,131
1,102
482
前期②比
114.0%
158.8%
152.2%
114.8%
11年3月期通期予想
38,000
1,320
1,360
740
10年3月期実績
38,124
2,200
2,229
988
前期/予想比
99.7%
60.0%
61.0%
74.9%
11年3月期第②四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
25,699
13,531
13,531
52.7%

[ 2010年10月22日 ]
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