アイコン 東建コーポレーション/第3四半期 利益回復へ

同社は建設事業について、完成工事高は減少したものの、コストダウン効果により利益率には改善が見られた。また、ナスラック㈱も水周り製品を中心とした外販売上高が前年同期比減少しているが、利益率の改善に努めた。
その結果、建設事業における売上高は、818億85百万円(前年同期比▲10.3%減)、営業利益は82億52百万円(前年同期比51.7%増)となった。

不動産賃貸事業については、サブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者からの家賃収入の増加、及び管理物件数の増加により、売上高は前年同期を上回ることができた。また、賃貸建物の当第3四半期末の入居率は93.4%となり、前年同期比1.5ポイント改善した。
景気低迷の影響を受け、サブリース経営代行システムの支払家賃が増加傾向にあったが、入居率の改善に伴い、これらの収支状況も改善傾向にある。
この結果、不動産賃貸事業における売上高は、706億14百万円(前年同期比10.5%増)、営業利益は17億43百万円(前年同期比598.3%増)となったとしている。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年4月期第3四半期
157,261
688
1,126
389
11年4月期第3四半期
154,481
5,536
5,923
3,972
前期比
98.2%
804.7%
526.0%
1021.1%
11年4月期通期予想
214,561
8,288
8,914
5,034
10年4月期実績
221,650
6,335
7,008
3,859
09年4月期実績
237,674
9,621
10,153
4,914
通期予想/前期比
96.8%
130.8%
127.2%
130.4%

[ 2011年3月 7日 ]
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