アイコン 国分/12月決算発表  売上高1兆4,408億円 前期比0.9%増

缶詰 缶詰で馴染んでいた国分(非上場、代表:國分勘兵衛)が、今では食品卸業界に三菱の菱食系とともに君臨している。
同社は2日、2010年12月期の決算を発表した。以下の通り。

連結売上高:1兆4,408億5,200万円(前年同期比0.9%増)、
営業利益 :118億3,200万円(2.4%減)、
経常利益 :130億800万円(4.1%減)、
当期利益 :79億2,400万円(18.4%増)であった。

部門別売上高は、
加工食品5,508億7,900万円(0.5%減)、
冷凍・チルド1,322億1,000万円(6.7%増)、
菓子345億6,500万円(4.9%増)、
以上、食品合計では7,176億5,500万円(1.0%増)。

清酒613億9,000万円(4.0%減)、
焼酎918億7,300万円(5.5%減)、
ワイン類287億2,400万円(2.1%増)、
ウイスキー類257億1,800万円(14.7%増)、
リキュール・スピリッツ685億4,500万円(7.6%増)、
ビール2206億2,500万円(2.0%増)、
第3のビール1,449億6,400万円(2.0%増)、
以上、酒類合計では6,418億4,200万円(1.3%増)。
その他813億5,400万円(2.1%減)。

業態別売上高は、
GMS 1,155億円(2.1%減)、
SM・生協 5,750億円(1.0%増)、
CVS 1,260億円(7.3%減)、
ドラッグストア920億円(3.4%増)、
百貨店305億円(24.1%増)、
一般・業務用酒販店1,670億円(3.6%増)、
外食ユーザー580億円(6.3%増)、
以上、小売合計1兆1,640億円(1.0%増)。

一般卸1,550億円(0.5%増)、
業務用卸260億円(5.1%増)、
以上、卸売合計1,810億円(1.1%増)。
その他960億円(0.3%減)となった。

売上総利益は1,186億6,500万円(1.4%減)、
販売費・一般管理費は1,068億3,200万円(1.3減)。

連結子会社の増加で売上高は増加したが、子会社の統合費用や物流施設の統合コストが重なり、営業減益となった。
 
すごい名の「國分勘兵衛会長兼社長」は「2010年度は、第8次長期経営計画の最終年度として低温・菓子・フードサービスの3大事業を強化。人材の育成を図り、次につながる新たな事業への取り組みを進めた」と語っている。


 

[ 2011年3月 3日 ]
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