アイコン パナホーム/中間期 増収増益

同社の中間期は、戸建請負事業につき、「ずっとフィット・パナホーム」の事業ビジョンのもと、「長期優良住宅」認定基準に標準対応し、環境性能に優れた商品を普及価格帯から取り揃え、幅広い顧客層に提供した。また、光触媒技術により、長期にわたって美しさを保ち、空気浄化機能で環境にも貢献するタイル外壁『キラテック』の強みを訴求するため、全国一斉販促キャンペーンを実施し、受注拡大を図った。
商品・技術開発面では、パナソニックグループの環境技術を結集した『CO2±0(ゼロ)住宅』の研究棟を建設し、実証試験を開始した。高断熱・高気密な躯体に蓄熱材や真空断熱材の採用や、さらにはパナソニックグループの最新家電・設備などによる省エネ、太陽光発電や燃料電池による創エネによって、環境性能のさらなる向上を進めていく。

資産活用事業については、高齢化が急速に進行し、高齢者向けの住まいの必要性が高まる中、「ケア付き高齢者専用賃貸住宅・一括借上げシステム」を業界に先駆けてスタートさせ、全国で医療・介護事業者様向けセミナーを開催し、当社グループ独自のコンサルティングサービスについて訴求するなど、他社との差別化による受注獲得に努めているとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
124,705
1,632
1,556
757
11年3月期第②四半期
127,394
3,195
3,213
1,019
前期②比
102.2%
195.8%
206.5%
134.6%
11年3月期通期予想
270,000
8,000
8,000
3,300

[ 2010年10月28日 ]
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