アイコン パナソニック電工/中間期 住宅から電子・健康機器まで

同社の住設建材事業の中間期は、売上高2,395億52百万円で前年同四半期に比べ1.8%の増販となり、営業利益は27億17百万円で、前年同四半期に比べ54億72百万円の利益改善。新設住宅着工戸数が持ち直すなか、普及価格帯商品の販売拡大と継続的なコスト削減活動による収益構造改革の効果により、営業利益は前年同期に比べ大幅に改善した。 

水まわり商品は、トリプルワイドIH クッキングヒーター搭載のシステムキッチン「リビングステーション」や、システムバスルーム「ココチーノ」がその機能と価格について市場から高い評価を得、引き続き販売を伸ばした。2010 年3 月発売のエコナビ機能を搭載した全自動おそうじトイレ「NEW アラウーノ」の発売効果によりアラウーノの販売が伸長した。また、節水・節電機能を兼ね備えた洗面ドレッシング「NEW ウツクシーズ」も大幅に販売を伸ばした。建材商品では、2009 年12 月に発売したアレル物質を抑制するアレルバスター配合塗装の木質床材「オーマイティフロアーA シグノ」が、その機能について市場から非常に高い評価を得、販売を伸ばした。インテリア住宅部材「New LiviE(リビエ)」も引き続きご好評を得ている。
オール電化商品では、住宅用としては世界最高水準の変換効率のモジュールを搭載した太陽光発電システム「HIT215 シリーズ」を2010 年7 月に発売し、大幅に販売を伸ばしたとしている。
電材事業(照明・情報機器):売上高は2,889億73百万円で前年同期比1.1%の増販
電器事業:売上高は491億43百万円で前年同期比20.1%の増販
電子材料事業:売上高は510億81百万円で前年同期比22.9%の増販
制御機器事業:売上高は1,053億15百万円で前年同期比43.1%の増販
戦略とは関係なく何でも事業をまとめりゃいいというものではない。パナソニックになっての変節であるが、こんなことやってたらいつか爆発するだろう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
696,407
3,936
4,688
-2,207
11年3月期第②四半期
752,374
29,223
27,394
9,920
前期②比
108.0%
742.5%
584.3%
 
11年3月期通期予想
1,510,000
60,000
58,000
23,000
10年3月期実績
1,457,486
35,866
36,665
8,553
09年3月期実績
1,597,807
31,851
31,266
-13,845
08年3月期実績
1,719,612
83,923
83,472
45,450

[ 2010年10月29日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(決算報告、)
スポンサードリンク