経過：
同社は、半導体製造装置、液晶製造装置に必要な温度制御を行うサーキュレーター（恒温循環装置）の設計・製造・販売サーキュレーター（恒温循環装置）等製造しており、海外にも展開して順調に売上高を上伸させてきた。しかし、リーマンショックによる半導体メーカーの急激な設備投資減の影響を受け、同社の売上高は07年2月期の38億円の売上高が2010年期には7億円台まで激減、09年期、2010年期と大幅な赤字を計上、海外事務所の閉鎖などリストラを進めたが、売上高の減少に追いつかず、今回の事態に至った。
同社は優秀なサーキュレーター技術を持っており、願わくば、技術と製作者だけでも事業譲渡して破綻すべきであろう。