アイコン 大栄金属(株)の自己破産について

パイプ・鋼管・電設資材卸の大栄金属(株)(愛知県名古屋市中区栄1-31-37、代表:加藤辰彦)は11月22日負債額約6億円で、事後処理を佐橋祐策弁護士(電話052-201-7391)に一任して自己破産申請した。

同社は、バブル期のピークで約30億円の売上高を計上していたが、その後売上高は減少の一途を辿り、サブプライムローン問題以前は12億円前後の売上高まで落ちていた。リーマンショック後は更に10億円台を割り込み、前期の2010年1月期の売上高は約8億3,000万円まで落ち込んでいた。
そうした売上不振は不景気によるところが大きく、受注競争は一段と厳しくなり、更なる薄利での取引が多く、それに伴い赤字経営を余儀なくされ、資金繰りも厳しいものとなっていた。ピークの売上高が大きかっただけに会社設備の投資負担もあり、特に最近ではその借入負担が経営を圧迫していた。

既存の仕入先:パナソニック電工、メタルワン、ネグロス電工、カノークス、日動電工、
イワブチ、三菱電機環境システムズなど
既存の販売先:中電工、日本電設工業、雄電社、棚橋工業(金属製陳列棚)、すみや電器など

 

[ 2010年11月24日 ]
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