トヨタは、11月17日（水）から28日（日）まで米国ロサンゼルスで開催される2010年LAオートショーに、テスラモーターズ（以下、テスラ）と共同開発を進めている電気自動車のコンセプトモデル「RAV4 EV」を出展する。
　トヨタは2003年まで燃料電池車を1,300台市販してきたが、圧縮水素の供給スタンド問題やなんといっても8,000万円とも1億円とも言われている価格問題から普及には至らなかった。テスラが1,000万円で市販しているスポーツ車には唖然とさせられるが、トヨタもハイブリッドで横道それたものの本命は電気自動車。しかし、さすがのトヨタもそのノウハウを求めてテスラに資本出資して提携している。この間トヨタのＥＶ開発遅れは、奥田イズムの欠陥であろうが、難しく考え過ぎたとしか言いようがない。