アイコン インフルエンザ:患者数8週連続で増加 長崎は全国3番目 発熱相談センター情報

インフルエンザ

国立感染症研究所(感染研)は17日、全国約5000の医療機関対象の定点調査で、今月12日までの1週間のインフルエンザ患者数が1医療機関当たり0.93人になったと発表した。来週にも、流行の目安である「1医療機関当たり1人」に達する可能性が高い。 

感染研によると、6~12日に対象機関から報告された患者数は計4480人で、8週連続で増加した。都道府県別では、佐賀(4.87)、北海道(4.48)、長崎(3.74)などで報告が多い。今季検出されているウイルスの型は、A香港型が最も多く66~67%、新型(H1N1)が約30%、B型が3~4%。

 厚生労働省によると、12月の第2週(5~11日)にインフルエンザが原因で新たに休校や学年・学級閉鎖を実施した保育所や幼稚園、小中高校は全国で計112施設となり、前週より44施設増えた。増加は4週連続。都道府県別では、北海道が28施設で最も多く、兵庫11、東京10、埼玉8と続く。

 今月中に「1医療機関当たり1人」を超えた場合、流行のピークは1月末~2月初めになるという。感染研の安井良則主任研究官は「ワクチンは効果が表れるまでに2~3週間かかる。本格的な流行が始まる前に予防接種を済ませてほしい」と話している。【毎日新聞】 

[ 2010年12月18日 ]
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