アイコン 今沖縄の漁業者に最も注目されている海水シャーベット氷製造機「リキッドスノー - LIQID SNOW -

liqid snow.png

沖縄の水産現場で冷熱技研(長崎市)の海水シャーベット氷製造機「リキッドスノー - LIQID SNOW - 」が昨年夏に導入され、マグロやトビイカの高鮮度保持に威力を発揮、本格的な内地出荷による漁業者の所得向上への期待が高まっている。

試験導入したのは知念漁協と那覇地区漁港の2カ所。地球温暖化による海水温上昇で窮地にある沖縄水産業に明るい展望を開いたもので、試験操業では魚種に応じた最適な塩分と温度で活締め・出荷することで長時間の高鮮度保持が可能になることを確認した。

知念漁港では所属の海恵丸や栄進丸、那覇地区漁港では多くの船でキハダ、ビンナガなどで実証実験を実施。海水温30度Cの近海で3−6日間のローテーションで操業し、漁獲した多数のキハダの体温を測定。芯部でマイナス1.5度C、平均でもマイナス温度を計測。身焼け、退色がない高品質のマグロとして高い評価を受けたほか、トビイカについても原水塩分濃度と温度調整により、色あせがなく高鮮度が維持出来ることも確認した。

シャーベット氷は海水を原水とするためコストが安く、設備もコンパクトで漁船に搭載する事も可能。

一連の結果から「高値が期待される内地への本格的な高鮮度出荷が可能になる」
と関係者の期待が高まっている。 

冷熱技研

海水シャーベット氷製造機「リキッドスノー - LIQID SNOW - 」

 

[ 2011年3月 3日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •