アイコン 12月末までの金融円滑化法の利用状況  資金繰りにお困りの方はぜひご利用を!

一昨年の11月から開始された金融円滑化法による金融機関からの借入に関わる支払猶予措置の利用状況は、次の通りとなっている。
全国で延86万社が申し込んでおりその実行された金額は28兆円に及んでいる。それほど企業が資金繰りに窮している状況が窺える。また、こうした機会に目先の資金繰りより、先の資金繰りを見越して返済猶予を申し込んでいる企業も多い。
法律に基づくものであり、実行率は97%と非常に高い。最長5年間元本弁済の猶予の申し入れができ、利用することも手である。猶予期間は、金利だけ支払えばよいことになっている。

金融円滑化法の利用状況 平成22年12月末までの実行状況   リスケ
   /億円
 
申込み
実行
謝絶
審査中
取下げ
実行率1
実行率2
主要銀行
件数
192,463
164,094
5,317
16,818
6,234
96.90%
85.30%
 
金額
99,068
87,329
2,778
6,728
2,231
 
 
地 銀
件数
661,096
585,750
17,366
34,816
23,164
97.10%
88.60%
(地銀・第2地銀)
金額
185,917
168,416
4,377
8,669
4,451
 
 
その他銀行
件数
12,936
8,974
1,345
1,808
809
87.00%
69.40%
 
金額
1,429
1,051
116
202
59
 
 
   合計
件数
866,495
758,818
24,028
53,442
30,207
96.90%
87.60%
 
金額
286,414
256,796
7,271
15,599
6,741
 
 

実行率1=実行件数/(実行件数+謝絶件数)。
実行率2=実行件数/申込み件数。
 
 
[ 2011年2月28日 ]
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