日本工作機械工業会、6月の工作機械受注額(速報)を発表
「2011年6月分受注額(総額・内需・外需)速報」集計結果について
2011年6月分工作機械受注速報がまとまりましたので、以下の通り。
記
発表日時:7月11日(月)15時(単位:百万円・%)
2011/6月分 前月比 前年同月比
受注総額 128,373 118.8% 153.3%
2011年累計674,092 前年比 152.9%
うち内需 41,692 129.1% 142.6%
2011年累計207,972 154.4%
うち外需 86,681 114.4% 159.0%
2011年累計 466,120 152.2%
詳細は不明であるが、中国経済は完全に物価高騰下にあり、政府は利上げして物価上昇の沈静化を図ろうとしている。そうしたことから、経済成長自体が減速化に向かう恐れが高く、工作機械の受注も鈍化する方向にある。
また、欧州では、ギリシャ問題とともに、イタリア問題が急浮上している。今欧州がイタリア問題まで抱え込むと、他のEU諸国の問題もあり欧州が風邪ょひくと、なんといっても消費大国であるアメリカに伝染、インドへも影響する。
高騰する原油で泡銭だらけのアラブの王様の財力だけではどうにもならない。またその泡銭がハゲタカの投機マネーに変わり、イタリアの著名銀行の株価を先週20%も押し下げた。
日本の円高は、チャイナとオイルが合体したハゲタカにより執行されている。そこまでバカではなかろうが、日本国債を火炙りにする可能性もある。日本の世界経済に対する影響力がなくなれば、その可能性は高くなる。
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